日本国際秘書学会は,西澤眞紀子前会長のもと,2006年6月に,「日本学術会議協力学術研究団体」(府日会第868号)に指定されました。
日本学術会議協力学術研究団体に指定されると,日本学術会議との間での意見や情報の交換,刊行物の配布,会議の共催や後援などの連携が図られることになります。
「日本学術会議ニュース・メール」が,本部事務局あてに逐次電子メールにより送られてきています。
電子メールアドレスを登録しておられる会員には,原則としてほぼ全部を転送させていただいていますので,せいぜいご活用ください。
ところで,日本国際秘書学会が日本学術会議協力学術研究団体に指定され,その称号を付与されたことに,深い感慨を覚えます。
1993年に設立以来,地道に研究教育活動を続けてきたことから思えば当然のことではありますが,これまで秘書研究は非常にマイナーな分野でした。世界中に秘書の交流団体や職業団体などは数多あるものの,秘書を研究対象とする学会は,どこにも類をみない存在であり,一部の心無い人からは「そんなもの研究対象になりますか」とさえいわれていました。
しかし,日本国際秘書学会会員は,秘書が私たちの社会において確固とした位置づけをもって機能していることを信じて,研究に勤しみ,教育に力を注いできました。その活動が,謂わば,日本学術会議のお墨付きを得たわけですから,今後の活動の大きな励みになります。
私たちの学会では,自分たちのためということではなく,自ら進んで,実社会に対しどのように貢献できるかを考えて活動を進めてきました。この機会に私たちの使命を再確認し,日本学術会議協力学術研究団体として日本学術会議とともに将来の日本や国際社会全体のために行動していきたいものです。
参照URL: http://www.scj.go.jp/ |